傷んだ髪は直らない

 

1. しっかり本質的なホームケアを持続させると、徐々に髪は強度を増しコンディションが良くなっていき、(好循環)後に、美容室で施術を受ける時も、傷みにくい髪になっていきます。 数ヶ月数年後(長さの問題)アナタは綺麗な髪を手に入れているでしょう。

 

2. どうせ傷んだ髪は直らないからと言って、手入れをしても同じだと目先だけのお手入れで済ませていると、傷んだ髪はさらに傷み易くなっていますので、ますます傷みを進行させます。(悪循環)数ヵ月後は当初より、さらに傷みがひどくなります。後に、美容室で施術をすると、失敗の確率も多くなり、取り返しが付かない事に・・・

 

 

しつっこいですが、
『傷んだ髪は直らない』 大事な事は・・・ 補修で傷んでないように造り、それを維持する事、 修復の当初こそ頑張ってやる必要があるかもしれませんが、ヘアケアはそれで終わりではないのです。

 


 

状況にあったレベルで持続させる事こそが大事です。 『ながら補修』でゆっくり持続させましょう。

 

さて、この本では補修という言葉がたくさん出てきます。言葉そのものには修復、修繕、補正するなど色々あると思いますが、ここでは、上記で説明したように、傷んだ髪を疑似的に傷んでないように造っていき、それを維持する事、としております。そのために使用するトリートメント剤を、補修剤という言葉で使わせていただきます。

 

補修剤の役割は・・・

 

髪に本来あるはずの構成成分が美容技術、普段の間違ったケア、自然環境などによりダメージを受けて傷ついたり、欠損したり、流失したりして、正常な髪ではない状態になってしまいます。さて、髪の構成成分とはどんなものだろう、そのどの部分がダメージしているのだろう?

 

それを知る事が大事ですよね、そして対処としては、そのダメージした成分を補うという事で、疑似的な健全毛に近づけるという事です。

 

その為には髪の構成成分を知っておきましょう。

 

まず毛髪は、

 

約80%のたんぱく質(PPT)と 約5%の脂質(CMC)と 約12?15%の水分で構成されています。

 

髪の主成分はケラチンたんぱく質です。これがダメージを受けると、髪内部の損傷の為、毛髪強度が落ちてどんどん傷んでいきます。パーマ、縮毛矯正、ヘアカラーなどの美容技術はすべて、このたんぱく質に作用しますから、いかにダメージを与えないように施術するかが、最も大事な事なのです。

 

さらに、たった5%の成分ですが、CMC(細胞膜複合体)は一般的なダメージ感覚、乾燥バサつき、などの現象に強い影響を及ぼします。ダメージ進行も、まずCMCの流失から始まり、ひどい傷みになるとたんぱく質の破壊へと進みます。そして、美容技術でも簡単になくなってしまう成分なので、日々の補給は必須という事です。

 

CMC(細胞膜複合体)の役割は・・・

 

1.水分や油分、薬剤の通り道

 

2.キューティクル、コルテックス細胞同士の接着

 

3.適正な水分量の維持

 

CMCはキューティクルの隙間、またキューティクルを覆うような薄い皮のような部位で、毛髪内部へとつながっています。

 

そして10?15%の水分、これはよくご存じのように、髪の乾燥、しなやかさには欠かせない条件ですが、これに左右され、先のCMCの不足、たんぱく質の破壊流失で水分を保持できない状態になるわけです。例えば朝からバサバサ乾いた髪に、ヘアーオイルだけを付けても、水分補給にはなりませんので、髪の芯からのしなやかさは求められません。また空気中の湿度でも左右されますし、10%以下になると乾燥状態で髪が固くなったり、感触が悪くなります。

 

このように、疑似成分を上手に補給する事が大事で、それら疑似成分を補修剤と言っています。またシリコン剤のような感触良化剤などは、髪を丈夫にしていく改善効果ではなく、艶、滑りなどを良くするものと分類しています。意外と一般市販品などはこのような感触重視の製品が多く、それだけに頼っていてもなかなか改善効果は上がってきません。(もちろん感触を上げるため、または保護のためには必要ですが)

 

髪の構成成分を知って、それぞれの役割を理解し、それぞれに合った補修剤(成分)をチョイスすると、補修効果はぐんぐん上がってきます。

 

それでは、

 

髪の傷みはどのような状況?原因は?ヘアケア剤(補修剤)はどんなものが必要?どんなやり方が効果的?具体的に見ていきましょう。

 

まずは簡単に・・・

 

◆:髪の傷み状況別、対処法ケア例

 

あなたは適切なヘアケアをしていますか?

 

あなたに合ったヘアケア剤を選択されていますか?

 

髪の状況にあったケアの仕方や、ヘアケア剤を選ぶ事が、髪を綺麗にしていく為には必要不可欠です。間違ったヘアケア剤の選び方や対処法では、思うように効果も上がりません。

 

あなたの髪は今どのような状態?

 

ここでは具体的なヘアケア剤の製品名は省きますが、アドバイスは十分できます。
髪の状況に応じてどのような対処を考えれば良いかの参考にしてください。また後程、具体的な補修剤もご紹介しましょう。

 

1-1 ほとんど傷みは無い、髪も短め、そんなあなたなら

 

良質のアミノ酸系シャンプーだけでも構いません、私もほとんどこれだけ!ただし、自分に合ったシャンプーを探してください。粗悪な基剤を使っているシャンプーでは徐々に髪もバサついてきます。

 

ご自分に合った良質のシャンプーでしたら、コンディショナー、トリートメントはなくても大丈夫なくらいです。健康な髪の毛は本当に強いのですよ、ここはしっかり維持できるように気を付けましょうね。